お断り:この内容は中の人が独自に解釈したものをベースとして解説をしており8ブロックとは一切関係ありませんので間違い等含まれている可能性もございます。独自研究としてお読みください。
今年(2015年度)から始まったU-12リーグについて解説します。
昨年までは東京都少年サッカー連盟及び第8ブロックの大会は、春の全日本少年サッカー選手権予選と秋のさわやか杯予選の2つがありました。今年から変わり1本化され、U-12リーグという形になり、秋の全日本少年サッカー選手権中央大会に向けてのリーグ戦となりました。
■5年秋のJA杯の結果を元に、トップ2チームはトップリーグとしてブロックの一つ上のリーグを形成する。
■ブロックでは、リーグ戦を前期、後期実施し、トーナメントを実施、上位4チームを決定し中央大会に出場する。
といったものです。
で第8ブロックは次のような編成の特徴があります。
1)前期の組み合わせ
5年秋のJA杯のベスト8を中心にA,B,C,D,E,Fグループを形成し総当たりのリーグ戦を実施する。
→ドリームスはベスト8外でしたので、抽選で下丸子SSCと一緒のCグループとなりました。
2)後期の組み合わせ
前期の結果を元に、順位、順位内で勝ち点及び得失点・得点ですべて並べ、9チームごとに区切り1~6グループを形成する。
→ドリームスは2位ですので、1グループか2グループという事になります。(今回A,Bグループが10チームのため他グループとの比較がポイントとなります。A,Bグループは1試合多いので、勝ち点、得失点共に有利です。他グループと合わせるためにA,Bグループのチームは最下位チームとの対戦を除外しての比較となるのが通例のようです。詳細は正式発表を待ちましょう。)
3)トーナメント組み合わせ
トーナメント出場枠は次の通り。
1グループ:全チーム、2グループ:上位4チーム、3グループ:上位3チーム、4グループ:上位2チーム、5・6グループ:上位1チーム。
→つまり、1グループに入れば後期は無条件にトーナメント出場が出来る。2グループに入ると半分のチーム以下しかトーナメントに出れない。3グループはさらに門が狭くなる・・・・といった具合で下位グループに入るとトーナメントに出場すら危うくなるといった設定になっています。
なので、ドリームスは2位でも上位3チームに入れているかが重要で、2位でも下位3チームですと絶対に負けられない戦いが後期も続く・・・といった次第です(負けていい試合は無いと思いますが)。
中の人の個人的な感想としては、シビレるような試合をたくさん経験できるのは重要だなぁと思っています。公式戦で「できた」は、練習試合で「できた」とは比べ物にならないほど自信になりますし成長します。重要なゲームでの重要な起用は選手本人への動機づけ含め、かけがえのない財産です。チームも負けたくはないですからシビアな選手起用になる=子供も真剣に必死に戦う=本当に頑張った(ている)子しか出れない=練習をがんばってくれる=わくわくドキドキが増える。という要素もあります。真剣という意味ではおそらく試合中に白い歯がこぼれる瞬間はほとんど無かったのではと思います。リーグ戦で順位ですから最後は得失点も影響します。点数をとって大勝ちしていても得点を重ねる必要があるといった意味でも、濃密な試合ができたので大成功と思います。
ちなみに大田区協会のリーグ戦もU-12という名称になって混同してしまいますが、大田区U-12、8ブロックU-12と表現すればいいのかと。
今年は初めの一歩ですが、長く定着するスタイルになってほしいと中の人は思うのでありました。